プレスリリース2 Press release

フレイル予防・回復支援を目的としたAIによる
テーラーメイドシステムを令和6年7月1日より公開

2024年3月31日
株式会社セカンドコンセプト

株式会社セカンドコンセプト(代表取締役:萩原秀和)は「知の拠点あいち重点研究プロジェクトⅣ期」多感覚ICTを用いたフレイル予防・回復支援システムの研究開発によるテーラーメイドシステムの成果を令和6年7月1日より公開いたします。

♦ 実施の背景

愛知県と公益財団法人科学技術交流財団(豊田市)では、産学行政連携の研究開発プロジェクト「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIV期」を2022年度から実施しています。
名古屋工業大学の石橋(いしばし)豊(ゆたか)教授、株式会社セカンドコンセプト(名古屋市)らの研究グループは「健康な状態」と「要介護の状態」の中間段階である心身機能脆弱状態(フレイル)の予防とフレイルからの回復を高効率支援するシステム及びデバイスを研究開発しています。
株式会社セカンドコンセプトは主にシステムの研究開発を行っており、その中核システムであるテーラーメイドシステムを公開いたします。

♦ システムの概要

● 図1に研究の全体図を示します。

システム図1

この中でフレイルの症状の階級分けとして、日本版フレイル基準(J-CHS基準)と基本チェックリストに基づき、3レベルのフレイル判定(健常、プレフレイル、フレイル)を実施するシステムがテーラーメイドシステムとなります。

また、テーラーメイドシステムの中でトレーニング中のデバイスの結果データと紐づけを行うとともに、トレーニング中の顔画像からトレーニングに対する集中度を3レベル(集中、普通、非集中)に判定を行います。

♦ 公開範囲と要領

1. 公開範囲
今回、顔集中度の判定を行うシステムとフレイル症状の階級分けを行うシステムを公開いたします。両システムはブラウザで動作いたします。

2. 公開要領
令和6年4月1日から令和6年6月30日の期間に下記にお申込みください。
株式会社セカンドコンセプトでその利用目的などをヒアリングさせていただき、令和6年7月1日より公開いたします。

申込先・問合せ先

〒450-6425 名古屋市中村区名駅三丁目28番地12号 大名古屋ビルヂング25階
株式会社セカンドコンセプト プロジェクト担当行
TEL:052-856-2922 Mail:hagiwara@secondconcept.co.jp