プレスリリース Press release

AI顔認識ソリューションの2システムリリース
SCAIシリーズの販売開始

2022年1月26日
株式会社セカンドコンセプト

株式会社セカンドコンセプト(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:萩原秀和)は、AI技術の活用分野において、コロナ禍におけるより安全な生活手段の実現を目指し、AI顔認識ソリューション2システムを開発・リリースいたしました。
AI顔認識ソリューションは、藤田医科大学病院脳神経外科の先生のご指導のもとに開発し、以下の2システムをリリースすることとなりました。

1. SCAI-GUIDE(スキャイガイド)

SCAI-GUIDEは病院受診者を病院の対面案内なく、目的地(受診科)へ音声ガイダンスにより案内をするシステムです。

2. SCAI-SEARCH(スキャイサーチ)

SCAI-SEARCHは病院内を徘徊する患者の位置を看護師のスマホ、パソコンに通知し、病院内での接触機会を減らして、徘徊患者を見つけるシステムです。

それぞれのシステムの特長とシステム図を以下に記載いたします。

SCAI-GUIDEの特長

  1. AI顔認証により受診者を目的地(受診科へ案内します。
  2. 音声ガイダンス機器で受診者を案内します。 受診者は目的地(受診科を音声ガイダンス機器へ音声で登録できます。
  3. 病院職員を介することなく、受診者の案内が可能です。そのため、病院職員の受診者との接触を限りなくゼロに近づけます。
  4. 病院職員の負荷を軽減します。病院職員の受付・案内業務の負荷を全体として軽減します。
  5. 顔認識技術を使うため、個人情報はシステムに残りません。そのため、安全に運用できるシステムです。

SCAI-GUIDEのシステム

  1. 受診者は、受付窓口で検温と顔登録を行います。
  2. 受診受付時に音声ガイダンス機器を受け取り、目的とする受診科を音声で設定します。
  3. 病院内の監視カメラで受診者をキャッチし、音声で受診科への音声ガイダンスを行います。
  4. 目的受診科窓口で、音声ガイダンス機器を返却します。

SCAI-GUIDEのシステム図

SCAI-SEARCHの特長

  1. AI顔認証により徘徊患者を発見します。
  2. 離室、離院が発生した場合、病院スタッフのパソコン、スマホに通知します。
  3. 徘徊患者の場所を特定することにより、病院内の一般患者との接触機会を削減します。
  4. 看護師の徘徊患者捜索時間を削減します。
  5. 顔認識技術を使うため、個人情報はシステムに残りません。そのため、安全に運用できるシステムです。

SCAI-SEARCHのシステム

  1. 受付・検温時に入院患者の顔データを登録します。
  2. 患者が病室を無断退室して徘徊をした場合、病院内の監視カメラが顔をキャッチし、その情報を逐次該当するナースステーションに画像とアラームで通知します。
  3. 看護師は最短ルートで短時間に徘徊患者を保護できます。顔登録した人だけの、検知された場所と時間が出るので、大勢の人の中から探す必要がありません。

SCAI-SEARCHのシステム図

今後、当社はAI技術を活用したソリューションであるSCAIシリーズを順次リリースしていく予定です。また、AIのエンジン技術の高度化についても検討中です。